さて第二回ですが、今回のテーマは「データは2重にバックアップしよう!」です。
基本的にハードディスクが1台の状態でパソコンを使っている場合、そのハードディスクが故障した(壊れた)場合、データの復旧は非常に困難になります。
かといって、外部メディア(CD-Rや、MOなど)へのバックアップはタイミングによってリアルタイムでのデータ保存が難しいという難点があります。
そういった場合に有効なのがハードディスクを2台にする方法です。
内臓でも外付け(USBやIEEE接続)でも問題はありません。また、使わなくなったパソコンや、管理人のようにLAN接続のハードディスクを使うという方法もあります。
図を見てください。
パソコン本体のハードディスクはCとDというように二つのパーティションに分かれているものとします。
この場合Dに入っているデータファイルを全て外部のハードディスクにコピーします。
こうすることによって、ハードディスクの故障といった場合に遭遇してもデータは残る事になります。
また、メーカー製パソコンのリカバリーディスクからハードディスク全体をフォーマットしての再インストールをする機種でもデータは残せる事になります。
データのバックアップには昨日紹介したRealsyncなどのコピー(ミラーリング)ソフトを使えば良いでしょう。*分間隔、スクリーンセイバー起動時といったバックアップ間隔を指定できます。
この方法を取れば、データは2重にバックアップされる事になります。
2台のハードディスクが同時に壊れる確率は非常に低いでしょうからある程度安全なバックアップが取れるという事になりますね。
さて、ここまでは1台のパソコンを1人で使うといった状態での最適なバックアップ方法を検証してみました。
次回は、複数のパソコン(複数のOS)を1人、もしくは複数人で使う場合のバックアップについて考えてみます。
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