今朝の新聞に、美光堂さんの廃業の記事が載っていました。
「カ~メラ~の美光堂~」というCMの歌が今でも耳に残っています。
前職でお世話になった市内の大手文房具卸さんも自己破産をしたという話を聞き、老舗の相次ぐ廃業に胸が痛みます。
美光堂さんの場合は、主力のフィルムプリント事業がデジタルカメラ&パソコンの爆発的な普及の影響で今後の事業発展が見込めないための自主廃業だという事ですが、Windows95の発売から始まった、インターネットの普及から10年。
様々な形でビジネスの世界でも改革の波が高まり、昭和高度成長期に発展した事業が立ち行かなくなっているのでは?と感じる事しきりです。
今後も改革のスピードはアップする事でしょう。
その中でどういったビジネス形態を生み出し続けていけるのかが自分も含め地元に根ざした企業の最重要課題なのかなと感じています。
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コメント
美光堂さんのニュースを聞いて驚きを隠せません。老舗=安定企業ではないことは分かっていたつもりでも、やはりショックですね。
それだけ、一般消費者が思う以上に地元企業さんは苦労をされているのですね。
安易に店選びをするのではなく、地元に根ざして頑張っているお店を選ぶのも、これからの地方市民にとっては必要なのかも。
>安易に店選びをするのではなく
この件に関しては結構思っている事があるのでまた別に機会に書きたいと思います。
原則は競争なのですが、その後に残る世界を想像してみるとどうにも暮らしにくい世界になっているような気がします。
>原則は競争なのですが、その後に残る世界を想像してみるとどうにも暮らしにくい世界になっているような気がします。
自由競争にはモラルが必要だと思うんですが、モラルの有るような会社は勝てない世界に思います
改革と破壊は紙一重だと言う事です。
競争する会社がモラルをもてないのなら、個人個人が自己防衛するしかありません。
問題はどうする事が自己防衛になるのか?という事を考えなければいけないという事だと感じています。