近所の古本屋に綾辻行人の最新作「びっくり館の殺人」があったので思わず購入。こんな形で出ていたとは全然知らなかった。
講談社のMysteryLandというシリーズ物の一作らしく、綾辻氏の他にも本格物の有名作家が(かつての(笑)少年少女向けに書き下ろしているようだ。
内容はというと、
とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。
館シリーズを読みなれている人間ならそれほどビックリしない内容ですが(笑)、大きな活字と少ない文章量は新鮮。
とは、言っても館シリーズを読んでいない人にはおすすめできませんね(笑)
やはり読むなら刊行順か、十角間-迷路館-時計館と読むのがお奨め。
他のMysteryLandシリーズも読みたくなった。特に、島田荘司の透明人間の納屋と、麻耶雄嵩の神様ゲームは読みたいな。
コメント
「びっくり館の殺人」綾辻行人
タイトル:びっくり館の殺人
著者 :綾辻行人
出版社 :講談社 MYSTERY LAND
読書期間:2006/04/19
お勧め度:★★★
[ …
『びっくり館の殺人』綾辻行人
びっくり館の殺人綾辻 行人 講談社ミステリーランド2006-03by G-Tools
クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」…
綾辻行人「びっくり館の殺人」読了。
※この本は2006/4/20に読みました。
「えええええっ、もう館シリーズでたの?」と思ったね。
ちなみに立ち読み。
ネタバレ…