久々に真面目なビジネスの話です。
皆さんもダイレクトメール(売り込みのメール)を少なからず受け取っておられると思いますが、受け取るダイレクトメールの種類によって抵抗感・嫌悪感が異なるのではないでしょうか?
抵抗感が強い順番に上げると・・・
1.E-mailでのダイレクトメール(未承諾広告タイプ=迷惑メールが多い)
2.FAXでのダイレクトメール(紙とインクが無駄になる可能性がある)
3.郵送・ポスティングでのダイレクトメール(受け取った側が興味がなければゴミ箱に直行)
送る側のコストで考えても
1.E-mail=ほぼ無料(メールアドレスの収集にコストがかかる場合あり)
2.FAX=一通10~20円程度(FAX番号の収集に以下同文)
3.ポスティング=場合によってはFAXより安くすむと思われがちだが実は人件費が相当掛かっている
4.郵便・メール便=一通50円~
送る側から見るとE-mailが一番コストが掛からないのですが、未承諾広告からの反応はほぼ期待できないと思われます。
そうすると次の選択肢
2.FAXでのダイレクトメールがコスト的には比較的安く済む事になりそうです。
基本的には、FAXのダイレクトメールは特定された業種・業態の法人がその対象になります(一般消費者向けには、FAXよりポスティングの方が良いでしょう但しポスティングは、ほぼ商圏が限定されている場合に限られます)
さて、FAXでのダイレクトメールでの反応率とはどの程度なのか?
今回、コンサルティング先企業で小規模なテストをしてみました。
送信先は、約60件程度
FAX-DMの目的は、商品・サービスの資料請求です。(見込み客を集める事が目的)
結果はというと・・・
60件の送付に対し、資料請求の申し込みが5件ありました。
FAXの送信に掛かった費用は、60件×20円として1200円です。
1200円の投資で見込み客を5件獲得したという事は、1件の見込み客を獲得するために掛かった費用は、240円!という事になります。
広告宣伝の費用対効果=240円/見込み客1人を獲得するのに使ったコスト
反応率に換算すると、8.3%という数字になります。(5÷60ですね)
なかなかの数字だと思いませんか?
最近のダイレクトメールの反応率は、1%を大きく下回ると言われていますので、正直驚異的な数字だと思います。
もちろん送るダイレクトメールの文章には頭を使っています。それはここでは公開できません(見たいという方はリングファクトリーのクライアントになってくださいね(笑)
さてさて、このテストで出た結果から導き出される答えはもうお分かりだと思います。
FAXを送る数を増やせばそれだけ見込み客が獲得できる仕組みを弊社のクライアントは手に入れたことになりますね。
60件を600件に増やせば、費用は12000円で獲得できる見込み客は50件
さらに6000件に増やせば、費用は120000円で500件の見込み客を獲得
新聞の折込チラシを1回行い、同等の見込み客を獲得できるかというと、不可能なんです。
なぜなら、新聞のチラシは配布先が限定されているからです。
ところが、FAXでしたら番号を押すだけで、北海道や沖縄にもチラシを送る事ができます。
もし、あなたが商圏を限定しない商品・サービスを法人客相手に売っており、見込み客の獲得に頭を悩ませているのならば、この手法を使わない手は無いでしょう。ノウハウは私が持っていますので、ご相談下さい。
6/28追記:さらに資料請求が増え最終的に反応率は10%を超える模様です
コメント
FAXのDMって、うちの店にもよく来るけど・・正直、半分以上は紙の無駄みたいな奴だよ。激安トナー売り込む為にDM送ってんのかって感じ?あぁ・・今日も無駄なトナーが消費されていく(>_<) メーカーや問屋の情報はすごくありがたいけどね。できることなら選んで受信したい・・
そのFAXは初回ならではの反応率
しかも規模を限定してるので実際はもっと下回るでしょう
なんでここまで批判的に書いたかというと
FAXで送って来られるのが大迷惑だからです(–;
う~ん。予想以上に抵抗感が強いようですね~
誤解して欲しくないのは、ターゲットを絞り込み、DMの文面も練らないとここまで反応率は上がらないという事です。
規模を限定しないFAX-DMなんて無意味に等しいですよ。
また経験から言ってこのタイプのDMの場合初回テストの反応率と、本番の反応率に大きな差は出ません。
これ以上はちょっと企業秘密になるのでクライアントになってからね(笑)