以前紹介した事がある、東野圭吾さんの「名探偵の掟」がドラマ化されて毎週金曜日PM11:15からテレビ朝日で放送中です。
主役の名探偵天下一大五郎に松田翔太さん。その相棒大河原警部にキム兄こと木村祐一さん。原作にはない女刑事役で香椎由宇さん。
現在第二話まで放送されて、第一話が密室の謎(原作第一話)第二話が凶器の謎(原作第十二話)でした。(第三話はダイイングメッセージのようです)
原作を読んだ方は分かると思いますが、映像化が不可能だと思われる話が何話かありますので、今後どの話が取り上げられるかも楽しみなところ。
作品の概要をWikiPediaから引用して紹介しますね。
推理小説、とくに本格推理小説にありがちな作品の展開の仕方や、推理作家や読者に対する皮肉を、ユーモアを交えつつ描き出した作品。暗黙の了解となっていて、半ば約束ないし常識になっていることまでも、容赦なく突っ込まれている。また、著者自身推理作家として、作品内で述べた皮肉について「意識している」と語っている。
主要登場人物2人が、自身が小説上の人物であることを自覚した上で作品世界を一旦離れ、推理小説の問題に言及するなど、メタフィクションの要素を含んでいる。
プロローグ
第一章 密室宣言-トリックの王様
第二章 意外な犯人-フーダニット
第三章 屋敷を孤立させる理由(わけ)-閉ざされた空間
第四章 最後の一言-ダイイングメッセージ
第五章 アリバイ宣言-時刻表トリック
第六章 『花のOL湯けむり温泉殺人事件』論-二時間ドラマ
第七章 切断の理由-バラバラ死体
第八章 トリックの正体-???
第九章 殺すなら今-童謡殺人
第十章 アンフェアの見本-ミステリのルール
第十一章 禁句-首なし死体
第十二章 凶器の話-殺人手段
エピローグ
最後の選択–名探偵のその後
今では押しも押されぬ人気作家で映像化作品も多数の東野圭吾さんですが、この作品でブレイクしたといってもいいような出世作の一つのようです。
ミステリーファンなら必読。
そうでなくても読むと面白いよという本なので未読の方は是非。
人気が出たら映画化とかならんですかね(笑)
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