北方「三国志」を読み始めました

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先月、GWに入る少し前から、北方謙三版「三国志」を読み始めたのですが、最初にブックオフで見つけたのは一巻と、五巻だけ。

探してたマンガも全巻揃ったので、ブックオフめぐりの楽しみがなくなっていた(笑)自分にとっては好都合のはずだったのですが、息子の練習試合で愛子へ行った際に時間つぶしで寄ったビデオレンタル屋さん(GEO:中古ゲームソフトや古本も置いている)で、なんと全巻揃ってしまいました。しかもお値段一冊105円・・・

三国志を知っていると言う方でも、正史(歴史書:三国時代が終結した後中国を統一した普の陳寿が記したもの)と演義(娯楽小説:日本では吉川英二やそれを元に描かれた横山光輝マンガ版で有名なものです)の区別って結構ついてなかったりしますよね?
と、言っている自分もその一人なのですが、この北方版三国志は正史がベース

なので、当然ながら桃園の誓いもなければ、傾国の美女貂蝉も出てきません。
劉備は聖人君子ではなく、張飛もただの猪武者ではありません。

現在三巻まで読み進んでいますが、なかなかに面白くグイグイと引っ張ってくれるような筆力はさすが巨匠と言えます。

特に呂布の描写にはかなり力が入っていて、これまでの呂布像とはまた一味違う呂布を見る事ができますよ。

三国志ファンはもちろん、レッドクリフで三国志を知ったという方にもオススメです。
但し、文庫版で十三巻という量ですが

登場人物が多いのでそれでめげちゃう人が多いのかな~とも思いますので、最初はやっぱり横光版が良いのかな?
その後に蒼天航路に行って、小説というのもよいかも

コメント

  1. 5代目 より:

    横光版は読むのは楽だけど・・・60巻は揃えるのが大変な気がしますw

  2. 管理人 より:

    >5代目さん

    確かに・・・
    うちは文庫版で全30巻揃えましたが、結構な量です。
    現在貸し出し中だったりします P34

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