東京へ向かう新幹線の車内で読んだ本の紹介です。
往復で一冊読めれば良いかな?といった気分で持っていったのですが、面白くて行きの新幹線で読了してしまいました。
あらすじは・・・(wikipediaから引用)
市立S中学校、1年B組。3学期の終業式の日、担任・森口悠子は生徒たちに、間もなく自分が教師を辞めることを告げる。原因は“あのこと”かと生徒から質問が飛ぶ。数カ月前、学校のプールで彼女の一人娘が死んだのだ。事故死と判断されたが、娘は事故死ではない、このクラスの中の2人に殺されたのだと、犯人である少年2人を「A」・「B」と匿名で(但しクラスメイトには分かる形で)告発する。警察に言うつもりはないが、その2人には既に復讐を仕掛けた…と宣告する。
連作短編というスタイルで発表されていますので上のあらすじは、第一話「聖職者」のものです。
以降、登場人物各々の視点で最終章まで綴られます。
デビュー作にして、昨年の本屋大賞を受賞(前年は伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」が受賞されています)し、週刊文春ミステリーベスト10の第一位、このミステリーが凄い第四位(一位は「ゴールデンスランバー」選考時期の問題だと思います。)
確かにグイグイと引っ張ってくれる筆力は凄い!
ですが、読み終わった後は嫌な気分になる典型的なパターン?かな。
作者の個性なのかどうかは、次回作を待たねばならぬか?と思ってたらもう出ていました。
読むかどうか思案中
コメント
読み終わった後はいやな気分になるんですか??
でも紹介がお上手なので読みたくなります。聖職者って聖職じゃないよーって言いたげなタイトルです。。同職なだけにものすごく気になるので夏休みにでも読みたいと思います
かなり後味は悪いですね
苦手な人はかなりキツイと思います。