狭義のラーメン広義のラーメン

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人によって、線引きが難しい境界線というものは存在すると思います。

例えばですが・・

その昔(といっても10年くらい前かな?)とある雑誌で読んだ話。

「狭義のミステリと広義のミステリ」というテーマです。

ミステリー(小説)とは、本来ある謎の提示に対して合理的な解決が推理によって示される事でなりたつものなのですが、その枠には収まらないものを広義のミステリーという言い方をしていたかな?と記憶しています。

で、今回のお題。

先日ラーメンビリーを紹介したところ、それを読んだ友人が早速食べに行かれたそうです。
で、その感想を聞いたところ。

「自分的にはあれはラーメンの範疇を超えている」

との事。

それを聞いて思い出したのが、冒頭の「狭義と広義」という話でした。

ラーメンと一口で言っても、そこには様々な味があって、それこそ醤油・塩・味噌といったベースとなる味から、トンコツ、魚介、節系といったダシの味、麺にだって太い・細い、平たい、ストレート・縮れ、多加水・少加水とその組み合わせは無限のようにあります。

ただ、狭義のラーメンと言うとすぐに思い浮かぶのがいわゆる「中華ソバ」ですよね。
澄んだ醤油スープと細めの麺。
自分も昔は中華そば=ラーメンという意識でした。

それに対して広義のラーメンというとすぐに思い浮かぶのが、具が沢山のった麻婆ラーメンのようなご飯の替わりに麺があるというようなタイプ。
ただ、これはこれで美味い。

昔は自分もそういったラーメンはラーメンじゃないとか思っていました。
ですが、今はオールOK  だったりします。

今から10年ほど前の仙台情報誌のラーメンランキングで1位になったのは「会津っぽ」(現在の幸楽苑)だった事を思い出しますが、当時と比べるとそれこそ様々なジャンルの広義なラーメンが食べられるようになっています。

食べず嫌いはもったいないですから、判断・評価は食べてから。
ラーメンと思わないで食べてみるのも良いじゃないですか

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