本日クライアント様先をご訪問してきたのですが、お伺いした2社とも受けたご相談。
パソコンが、重くて動作が遅いのですが、何とかなりませんか?
このような場合に自分が考えている原因は・・・
1.ウィルス感染・スパイウェアやAdウェアが知らないうちにインストールされてしまっている。
2.常駐(バックグラウンドで作業)しているソフトが多い
3.ウィルス対策ソフトが重い
4.ハードウェアスペックが足りない
といった順番です。
本日お伺いした企業様は両社ともウィルス対策ソフトをしっかりとインストールされていますので、感染しているというケースには当てはまりません。
そこで、次のチェック事項。
Adウェアや常駐ソフトのチェックに入ります。
特に自分が一番最初に注目するのが、タスクトレー右にある常駐プログラムが表示されているアイコンです。
ここに沢山アイコンがあるとそれだけで、実行されいてるプログラムが多い=システムを重くするという事になります。
この際に一番最初にやる作業が・・・msconfigと叩いてシステム構成ユーティリティーを立ち上げ、スタートアップをチェックする事です。
XPでしたら、スタートメニューからファイル名を指定して実行をクリック。出たウィンドウに msconfig と入力しOKボタンを押します。
VistaやWindows7の場合は、スタートメニューをクリックして検索ウィンドウに msconfig と入力してEnterボタンを押してみてください。
システム構成ユーティリティーが起動しますので、上のタブからスタートアップをクリックします。
ここに、パソコンが起動した際に自動で実行されるプログラムの一覧が表示されますので、不要と思われるものを外していくのですが、やみくもに外すと最悪パソコンが起動しなくなる可能性がありますので、不要かな?と思ったものをGoogleなどで検索して何のためのプログラムなのかを確認してからにしてください。
自作したパソコンやショップブランドのパソコンなどはそれほどここに表示されるプログラムは多くないと思いますが、メーカー製のパソコンなどはかなり自動実行プログラムが登録されている場合が多いです。
本日お伺いした企業様の場合、富士通製のノートパソコン(Windows Vista)をご利用だったのですが、全く使っていない指紋認証用のプログラムや、メーカー製のユーティリティープログラム、アップデートチェックプログラムなどが多数登録されていましたので、調べながらチェックを外していきました。
これでタスクトレイ(標準では画面の下にある起動中のプログラムなどが格納されているバー)内に格納されいてたプログラムがかなり減りました。
ですがまだまだ問題が潜んでいます。
と、いう事でこの企画は連載になります。ネタが出来てよかった
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