エリア88

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「エリア88」は、今は亡き少年ビックコミックに連載されていたマンガです。初めて読んだのは高校生の頃かな?(近所にあった貸し本屋さんで)

久しぶりに読み返す機会があったのでジックリ読み直してみたのですが・・・
当時受けた印象とはまた違った感じでした。

タイトルのエリア88とは、中東アスラン王国(もちろん架空の国)の空軍傭兵部隊の基地の名称。

ストーリーは・・・
(以下Wiki-Pediaからの引用)

大手航空会社である大和航空のパイロット候補生・風間真(かざま しん)は、社長の娘・津雲涼子との結婚も決まり、その将来を嘱望されていた。だが、同期のパイロット候補生で親友・神崎の策略により激しい内戦の続く遠く中東のアスラン王国の傭兵部隊へ送り込まれる。

そこは地獄の最前線 ─ 作戦地区名エリア88。除隊するには高額の違約金を払うか、契約満了まで生き延びるかのみ。

真は日本へ生還するのが目的とはいえ、戦闘機乗りとして敵戦闘機の撃墜によって得られる報奨金を稼ぐ傭兵稼業に染まっていく。その長い戦いの中での数々の出会いにより、真はさらに複雑な運命へと導かれることになる…。

元々は88司令であるサキ王子の父親と、叔父の王位争いであったアスラン王国の内戦は、いつしか戦争をコントロールして巨大な利益を生ませる軍需産業群の組織「プロジェクト4」の介入を許してしまう。その黒幕であるイタリアン・マフィアの首領に収まる神崎。プロジェクト4の傀儡となった反政府軍の総攻撃によりアスランの首都は陥落し、エリア88も一転して反抗勢力となってしまう。

その最中、ザク国王の亡命行でフランスに飛び、同時にサキから特別に除隊を許される真。だが、両手を血に染めた身であることから涼子に会えずにいた。そして、平和の中にあっても戦いに身を置いた経験によって満たされぬ日々を過ごしていた真は、つかの間の平和に別れを告げ、自らの意思で再び特殊部隊の傭兵としてアフリカの某国に赴く。しかし、そこでも部隊長の裏切りに遭った真は、アフリカの小国・バンバラの大統領一家と共に逃亡。激闘の果てに辛くも生き延びた真は、結果的に大統領の莫大な資産を相続して大富豪になる。真は遂に日本へ戻り、その莫大な資金を武器に活動を開始。古巣である大和航空をプロジェクト4の手から買い戻すほか、壊滅状態にあったエリア88へ密かに原子力空母を斡旋するなどの援助を行う。

祖国・日本に戻った真は、数奇な運命を経て涼子と再会し、ようやく手に入れた平和な生活に順応しつつあった。しかし、その真の前に神崎が姿を現わし、互いの出生の秘密、ひいては真への憎悪の理由を明かすと共に、自らの手で世界を地獄の業火で焼き尽くす事を宣言する。真は愛する人々を守るため、第二の故郷・アスランとそこで戦う仲間のため、そして神崎との因縁に終止符を打つために、再びエリア88のパイロットとして最終決戦へと向かう。

読んだ当時は、傭兵という言葉自体も知らなかったし、序盤はハードボイルドタッチの男の哀愁が描かれていたので、登場する戦闘機と合わせて男臭さがプンプンと漂ってくるのですが、終盤は主人公と宿敵(というよりは裏の主人公=ひょっとしたらこちらが真の主人公では?という程にキャラがたっている神崎)との対決を縦糸に、戦場の中にしか生きている価値を見出せない男を見守る女達を横糸にストーリーが進みます。
そして皆殺しともいえる壮絶なラストを締めくくる美しいラストシーン。

読み終わった後に、あれ?これってもしかして・・・ゼータガンダム??と思ってしまいました。
あのテイスト(もちろん劇場版ではなくてテレビ版のゼータね)が好きな自分みたいな人にはオススメします。

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