北村薫「冬のオペラ」

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北村薫氏の「冬のオペラ」を読了。

今年春にNHKで放送されていた視聴者?(事前に携帯で参加する形)参加型の謎解きドラマ「探偵Xの挑戦状」で、放映された「ビスケット」を見て、「そういえば読んでたっけ?」と、思い改めて購入しました。


あらすじは・・・Wikioediaより引用(太字は管理人適用)

叔父の経営する不動産会社への勤務を始めた姫宮あゆみは、ある日、同じビルの2階に1つの案内板を見つける。「名探偵 巫弓彦 人知を越えた難事件を即解決 身元調査等、一般の探偵業は行いません…」。
一風変わった文句に惹かれ事務所を訪ねたあゆみは「名探偵とは、存在であり意志である」と主張し、生活苦の中であっても、たとえ事件が起きなくても名探偵として生きることを選んだ壮年の紳士、巫弓彦に出会う。

現代に「名探偵」として生きることの哀しさを、姫宮あゆみの視点で描く。

この冬のオペラの続編として描かれた「ビスケット」では、名探偵巫弓彦を大河ドラマ「篤姫」で島津久光役を好演した山口祐一郎さん。姫宮あゆみ役を水野美紀さんが演じていました。
この、山口さんが本当にハマっていてイメージぴったりです。

小説「冬のオペラ」ですが、作者の世界観、ミステリー作法とでも言っていいのか?それが独自のもの(当時は・・・最近は亜流が沢山でてますが)なので、好き嫌いが分かれるのかな?
Wikipediaで調べても、映像化作品の項目がないのですが、「スキップ」と、「ビスケット」(これは映像化前提の原作ですが)だけなんですかね?
読んでいても風景が鮮烈に頭に思い浮かぶ表題作などはとても映像向きだと思うのですが。。。
山口さん主演で見てみたい気がします。

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