非常に面倒な、詐欺的ソフト。
ウィルスという訳ではなく、ブラウザ(インターネット閲覧ソフト)のアドオンとして侵入してきて、次々と他のソフトをインストールしろと恫喝してくる悪質なソフトです。
ということで、お客様からのご相談で連日のパソコンサポートとなりました。
症状としては、インターネットエクスプローラーを立ち上げた際のホームページが書き換えられていて、inboxというサイトにつながります。
他にも、悪質な詐欺的ソフトが多数インストールされていました。
Windows7をセーフモードで立ち上げて、コントロールパネルから、プログラムの削除で不要なソフト(10個以上入っていました)をどんどんアンインストールしていたのですが、それでもなかなか動作が速くなりません。
途中、ウィンドウズが正常に起動しない事態にも襲われて、これはヤバイと思ったのですが、なんとか回避。
と、いっても復元ポイントも無かったので、かなり危ない状況だったと思います。
削除したはずなのにタスクマネージャーでプロセスを確認してみると動いていたり・・・
久しぶりに、msconfigを叩いて、スタートアップから不要なソフトのチェックを外し、さらに無料のレジストリクリーナー(安全だとわかっているフリーソフトです)を使ってレジストリの修復や不要なファイルを削除したりしたのですが、Windowsの起動時間がとてつもなく長い。
10分位上待たされて、ようやく使えるような状態でした。
と、言うことで奥の手。
仕方が無いので今の状態での復元ポイントを作成してから、ハードディスクをチェック。
以前も書いたことあるけど、スキャンディスクです。
スタートメニュー>コンピュータ>起動ディスク(C)を右クリックしてプロパティ>ツールタブの中にある、エラーチェックでチェックするボタンを押して、ディスクのチェックで不良セクターをスキャンし回復するにチェックを入れて開始をクリック
スキャンディスクは起動ディスクで指定した場合、次回起動時にチェックする形式になります。
こんな感じでチェックが進むのですが、時間はかなりかかります。
数時間放置状態になります。
で、スキャンディスクが終わってから改めてWindowsを起動させたところ、10分以上掛かっていたものが、1分程で起動するようになりました。
一つ失敗するとパソコン自体ご臨終になってしまいますので、スキャンディスクは慎重にする必要がありますが(今回は事前に了承を得ていましたので実行しました)、いろいろなソフトを入れてしまって、レジストリを荒らしまくられて、ファイルを壊されてという今回なような状況では有効だったと思います。正直怖かったけどね。
ただ、今回はこれで終わりとはならないんだよね。
セキュリティー関係や、バックアップ関係もしなくてはいけないので。。。
という事で、続きます。
しかし、やっぱり日本メーカー製のパソコンには要らないソフトをバンドルしすぎだよね。
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