新聞・ニュースで取り上げられていますので皆さんもご存知だと思いますが、インターネット掲示板(2ch)で仙台市の児童に対して殺人予告をした男が逮捕されました。
なぜ児童の事を知ったのかというと、学校ホームページに写真と氏名が載っていたためだそうです。
普段はこの学校でも注意してそのような事がないようにしているそうですが、今回はチェックミスで掲載されていたという話でした。
でも、チェックミスでは済まされない事だってあります。
子供を取り扱うページでは、顔写真と名前を一致する形で掲載しないというのが最低限のルールです。
ですが、意外とこれをおろそかにしているページが多々あります。
スポーツ少年団のホームページなどに良く見られるのですが、選手紹介ページに顔と名前を入れている事があるのです。さらに学校名まで入っているページもあります。
子供は大人が守るべきものです。
ぜひそのようなページを見つけたら、管理者に注意を促すようにしましょう。余計なお世話では済まされない話です。
コメント
こんにちは。
私も地域サイト運営、仕事でウェブ制作してる立場なのでこのblog楽しく読ませて頂いてます。
気になる話題だったのでコメントしてみました。
「子供を取り扱うページでは、顔写真と名前を一致する形で掲載しないというのが最低限のルールです。」
と言い切ってしまうのはどうかと思いました。
私も、学校のサイトではないのですが、子どもの写真を公開してるサイトを管理してます。
(名前こそ出してませんが)
ただ、今後もっと細かい情報も載せられれば、
ホームページの価値が高まることは確かで、
これを、ネットのルールをガイドするウェブ制作会社が、
「これはダメです。」と言ってしまうのは、
自ら悪いのはネットである..と言ってしまってるのと同じだと思いました。
確かに一人でも子どもが殺されればそれは最悪の事態だと思いますが、
何においても最悪の事態を想定していては、
何もできない社会になってしまいます。
メリットのあることがやれなくなります。
親や学校の先生達に、あまり過敏な反応を促しても問題だと思ってます。
ネットの表と裏と
いっしょに寝ている愛犬のソラ(Mダックス・♂・2歳)と起きてみたら、なんと昼1…
私も不特定多数の人が閲覧できるところに、不必要な情報までさらけ出すのは危険だと思いますね
良い人ばかりではないので、起こるべくして起きた事件かと・・・
>umasoさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
私は、まだ日本のネットはそこまで成熟していないと思っています。
実際に自分も子供を扱うページを管理していますが、そのページを見ることができない保護者が約3割います。
一番の問題は、子供に対して責任を持つ保護者(親であり、その団体の責任者ではありません)が、自分の子供の情報をインターネットで公開するという事に対しての拒否権がないままに情報が公開されているという事だと思うのです。
保護者として自分は断固としてそのような事態は拒否します。
ところが、全ての保護者の同意を得る事もなく子供の写真と名前が分かる形でWEB上で公開するという事は現在の状況では一保護者として許す事は出来ないのです。
これは、ネットが良い悪いの問題ではありません。
そういった認識の元に、黎明期からネットを使っていてその利点、欠陥を知っている人間こそが警鐘を鳴らすべきだと考えてこのエントリーを書きました。
>5代目
だからこそ保護者として自分の子供が所属している団体のWEBを厳しく管理する必要があると思いますよ。
多分5代目には言わずもがなでしょうが。