よく、初めて行く飲食店(主にラーメン屋さんですが)では、
「おすすめは何ですか?」
と、聞くことがあります。
その時に、「うちの店の一押しは、**です」と、ハッキリ答えてくれるお店が好きだったりします。
逆に、「全部おすすめですよ」という返事を聞くと、大丈夫か?とか不安になります。
百貨店の売上が減少し続けているというニュースを聞きます。
昭和の時代は、消費者の圧倒的な支持を受けていたスーパーマーケット(ダイエー等)が、苦戦して形態を変えて食料品+低価格衣料+専門店集積群+アミューズメント施設(シネコン等)の巨大ショショッピングモール(EONモール等)に転換している状態です。
「何でもあるけど欲しいものは何もない」
スーパーマーケットや、百貨店がそのような状態に陥って必死で生き残りをかけている様に見えるのは自分だけでしょうか?
巨大な業界のリーダーとも言える、7&Y、イオン、三越、西武といった企業であっても苦しんでいます。
さて、そのような状況の中で、自分たちのような、中小零細企業が
「全部おすすめですよ~」
なんて言っていて良いのでしょうか?
幸いにも今は低費用で多くの見込み客にアピールできる広告宣伝媒体ツールであるインターネットがあります。
自社の強み、セールスポイントを徹底的に突き詰めて、それを前面に出すような宣伝方法を取るべきでは無いのかな?と常に思いながらクライアント様にもお話しているところです。
「何でもできるけど、何も魅力的ではない」というような会社にならないように、常に競合他社にない、自社の強みを意識してそれをアピールするという広告宣伝方法を取るのが弱者たる中小企業の戦略なのではないでしょうか?
コメント
へろへろさん おはようございます P34
ワタシはあまりお店でオススメとか聞いた事無いですが、聞いてないのにオススメは◎○ですとか言われる事、あります。
そーすると疑り深いワタシは「それはお客のタチバで言うオススメではなく、お店サイドのオススメじゃないの」とか考えて、逆に避けたりします。
利益率が良いんじゃね?とかアマノジャクな発想しちゃうんです(笑)
ですのでブログでは、お客さんサイドの事情を出来るだけ書くようにしてます。食いしん坊で、大抵の物を美味しいって思っちゃうのが困ったもんですww O62 O60 O5f
>ぱんださん
今回の話は、どちらかというと落ち(ビジネス)を念頭に書いたのでこんな感じになっていますが、自分もお店から言われるとそう勘ぐってしまうタイプだったりします(笑)
ホントなら、オススメ以外は出さないお店というのが理想な訳で、そうでないと困るんですよね。
よくある、細めん・太めん、こってり・あっさり、醤油・味噌・塩を選べるお店というのは親切なように見えて、実は不親切だなと最近は感じています。
小さければ小さいほど、これ!というものを持っていないと生き残れないのが飲食店に限らず中小零細企業なので。