オリンピックと精神論

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連日トリノオリンピックを見ていますが、なかなか波に乗れないですね~
新聞やテレビを見ていると、どうも気になるのが、「精神的に弱い日本選手」という論調です。
メダルを取るか(ようするに3位以内に入るか)取らないかで、天と地ほどの開きがありますね。
でも、これってどうにもおかしいような気がします。
例えば、野球。
高校野球で3位になっても4位になっても(実際は3位決定戦なんてありませんから、準決勝敗退=ベスト4という言い方をします)同じです。優勝(全国大会なら全国制覇。地区大会なら甲子園出場)以外は大差ありません。
個人競技だってそうじゃないのかな?
オリンピックで3位以内に入るのと、世界記録を出したり、シーズン競技で優勝する事を比較してみても、なんか変な気がするのは自分だけ?
オリンピックで3位以内に入れないから精神が弱いってどういう事よ?と思うのですがね。
そうでなくてもメンタルトレーニングは今の時代当然やっていると思うのですよ。
こういった事を簡単に言ってしまえる人っていうのは、スポーツをした経験(本気で自分の全てを賭けて)が無いのではないかと疑ってしまったりします。
精神がスポーツに与える影響を否定する訳ではありませんが、全ての原因をそこに収束させることは単なる逃げにしか思えないのです。
そんな中、スピードスケートでスケート靴の紐の話をしていた堀井さんの解説はなるほどと唸らせるものでした。
実際にその競技の経験がなければ分からない事実を伝えるという事がマスコミがすべき一つの役割だと思いますし、私たちが聞きたいのは、結果だけではない真実ですから。

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