フィリップ・K・ディックというSF作家さんの作品は、よく映画の原作で使われるのですが、ほとんどが短編小説を元にされています。
- トータルリコール
- クローン
- ペイチェック消された記憶
自分の中ではこれがベスト3。(ディック原作の映画ベストは「ブレードランナー」だと思うけどね)
他にも、トム・クルーズ主演で作られた「マイノリティー・リポート」、去年公開された写真の「アジャストメント」も短編小説が原作です。
で、今日のお題。
「映画の原作は短編に限る」と、思う訳。
日本だとどうしても大ヒットした原作を使いたがるでしょ?そうするとどうしても映画の尺では短くなる訳。
原作の良いところを削って、なんとか2時間程度に納めちゃうのだから消化不良も甚だしい作品があふれてしまう。
まして、まだ原作が続いてるマンガを映画化するなんて、バカバカしいにも程があると。。。
逆に、短編小説を題材にすると、そこに様々なアイディアが盛り込めて新しい世界を作れると思うのだよね。
結局、優良なアイディアや作品を自分達で作れないから(ヒットさせるような自信も無いから)安易にすでにヒットした物を映像化するという事。製作側も当たるかあたらないか分からないものに金は出せないという事なんだろうけど、そこに夢と希望はあるのか??
と、言ってしまうと厳しすぎますか?(笑)
コメント