スポーツの話題と思わせつつ、マーケティングの話だったりするのですが・・・
以前読んだランチェスター戦略の本の中にこういった話が出ていました。
プロ野球で優勝する為には、3対1の勝敗差で勝てるチームを3チーム作れば良い
今は交流戦があるために、ちょっと分かり難くなっていますけど、基本的には同じリーグで同じチームとの対戦は24試合ある(いわゆるレギュラーシーズン)んですね。
そこで、3-1の対戦成績=18勝6負のチームを3チーム作れば優勝に近づくと。
現実的では無い数字かというとそうでもなく、今年セ・リーグで独走している巨人は・・・
対阪神 13勝4負
対広島 11勝6負
対Dena 14勝3負
と、3チームに大きく勝ち越しています。
さてさて・・・これを地元の楽天イーグルスさんに置き換えますと・・・
優勝・・・目指すのは良いけど、現実的に無理だよねw
どのチームにもほぼトントンな成績で、ロッテには負け越が多いというのが現状。
ゆえに借金生活という感じです。
またまたセ・リーグに目を移すと今年好調で初のCS進出に期待が高まっている広島カープ。
中日と巨人には大きく負け越し、ヤクルトと阪神には対戦成績がトントンなんですが、DeNAだけには15勝4負と3-1で勝っているんですよね。
まあ、セ・リーグの場合、3位といっても借金しているチームなんだけどw
何が言いたいかというと、優勝を目指すと当たり前だけどハードルはかなり高いけど、CSに進出する事に目的を変えた時点で、お得意さんのチームを2つ作ればいいという話になるという事。
そんな簡単に数字で割り切れるか?というとそんな事でもないだろうけど、発想を転換すれば手を伸ばしても届かないようなところが、ちょっと背伸びをすれば届く場所までおりてくるかもよ?という話でした。
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