以前から感じていたことですが、どうも日本人という人種は「道」を極めたいというのが根っこにあるようです。
いろいろな言葉の後に、道がついてしまう。
それって、職人的な技術や精神性を大切にするということなのかもしれませんね。
ただ、ビジネスの世界ですと最善の方法だけを追い求めるのは、如何なものかと思ってしまうのです。
次善の策、その次の策というのも準備して同時に進めていくほうがリスクは減るのではないかな?と。
そもそも資金力がない零細企業が、一つのことだけに集中して資本を投資してしまっては、それが外れた時どうやって生きていくの?という疑問。
自分の生きる道はこれしかない!これを究めていく!!
一見すると凄く説得力があるように見えますが、それが空振りになっても誰も助けてくれません。
コンサルしている時も常に言っている事なのですが、収入源は複数作るべきなんです。
そうじゃないと最も大きな収入源が突然途絶えた時にどうしようもない状況になってしまうんですね。
一点集中
道を極める
綺麗で他人の共感も得られるような言葉ですが、そうしてしまうとリスクが高まるということを戒めなくてはいけません。
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